学習会「税法学の基礎」

今回は、講師からの報告です。

税法学の基礎講座が、6月7日より始まり、月1回のペースで前期6回分が11月5日で終了しました。講座の趣旨は、北野弘久著「税法学原論」を基礎に、会の先輩方の経験や税経新報などに掲載された論文を反映した基礎的な勉強をしてみようという趣旨です。レジュメは、多少難解なところもあります。参加者に経験年数の違いなどありますが、なるべく詳しく作成しようと心がけおります。

現在、18時から開始し、休憩を入れ2時間報告し、30分議論・討議しています。申込は30名ですが、出席は8割くらいでしょうか。回によっては、報告内容以外の意見交換もあり時間を延長することもあります。会場・Zoom併用の予定でしたが、第1回よりZoomのみで行っており、講義中の参加者とのちょっとした会話や代読のお願いも難しいこともあり、試行錯誤しております。

中期6回が12月6日から始まります。中期からの参加も大丈夫な構成になっております。全体は18回のロングランですが、個人的には、東京会の定番とし引き継いでいただき、内容的にも検討・発展していただければと思います。議論の時間に発言できなかったことなどは、直接メールをいただいても結構です。いずれ全体を通して、ご意見や改善点を率直に指摘いただければと思います。

(おくつ・としひろ)